心に通ずる道は胃を通る!
標題は、開高健の言葉より拝借しました。 食べている私を声なく圧倒するようなすばらしい料理の数々を、どこまで書きとどめることができるのか。チャレンジしてみたいと思います。
お料理教室(7)デザート
想像できなかった味 小豆とグレープフルーツのデザート

レシピを見たとき、私のみならず、みなの頭の上に「???」が浮かびました。
ムッシュは「気をつけないと和風になっちゃうんですよ」と言って含み笑いを浮かべるのですが、
いやいや、和スイーツそのものじゃないですか!! 全然味の想像もつきません。
ゆであずきにしょうがの絞り汁が加えられ、ゼラチンで固められた後、
オリーブオイルと塩を振りかけてオーブンで水分を飛ばされたカボチャが上にあしらわれます。

何を隠そう、ワタクシ、あんこものはあまり得意ではありません。
そして、カボチャも好んでは食べません。
それがグレープフルーツ、しょうが、抹茶アイスクリームの風味をごちゃ混ぜになる……。
たぶん「しょっぱい顔」をしながら初めの一口を口に入れたと思います。

次の瞬間、頭の上には「!!!」
いやー、驚きました。実にうまいんですよ、これが。
なんと黒こしょう
アクセントとして載せられているのは、黒こしょうを粗く砕いたもの。
これはぜひ味覚の冒険として味わっていただきたい一品ですね。

笑ったのは、食べている人々がみな、

生徒「いやー、あんことしょうがとグレープフルーツの風味がこんなに合うなんて……」
ムッシュ「いや、あんこじゃないんですよ」

生徒「カボチャとあんこが合うのは分かるんですけどねぇ」
ムッシュ「だからあんこじゃないんですってば!!」

日本人のわれわれにとって、こういう味の冒険は意外と受け入れられるものなんでしょうが、
「砂糖で炊いたあずき」を「あんことは言わない」ってことのほうが、
よほどにハードルの高いことだったようです(笑)
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Author:NANAPOO
かの有名なブリア=サバランの言葉
「君がふだん食べているものを教えてみたまえ。それで君がどんな人か、当ててみせよう。」
「新しい星を発見するよりも新しい料理を発見するほうが人間を幸せにするものだ。」

以上を胸に抱きつつ、すばらしい料理で魅了してくれる巨匠たちとの出会い、そのお料理の数々をつづっていきたいと思います。



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