心に通ずる道は胃を通る!
標題は、開高健の言葉より拝借しました。 食べている私を声なく圧倒するようなすばらしい料理の数々を、どこまで書きとどめることができるのか。チャレンジしてみたいと思います。
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DELL’ALBAのスペシャリテ
やっぱり大好きなレストランです。

お料理の味、それに合わせて供されるすばらしいコストパフォーマンスのワイン、
マエストロとソムリエールの奥様の笑顔、どれもが幸せな時間を約束してくれます。
お客さんを連れて行くたびに、満足度でみなを圧倒してくれるのがこちらなのです。

塩水ウニを浮かべたにんじんのクレマ 燻製仕立ての鴨 牛タンとフォアグラのモザイコ
まずはピノ・ノワールで作られたクレマンをいただきつつ、前菜に進みます。
左は冷たいにんじんのクリームスープに塩水ウニを浮かべ、上にコンソメのジュレが載せられたひと皿。
実によく合う取り合わせなのですが、とりわけ、このコンソメの風味が
後に控えているスペシャリテ「牛タンとフォアグラのモザイコ」の味を想像させ、
食べる側は期待に胸を躍らせる、という仕掛けになっています。そのモザイコは右の写真です。
ご主人、これをわざわざ休日返上で作ってくださったのだとか……ただただ感謝するばかりです。
感謝の気持ちとともに、ひとくちひとくち、ゆっくりと味わいます。
牛タン・フォアグラ・ほほ肉、それぞれの素材の味がくっきりと感じられます。
しかしながら、取り合わせて口に入れたときにはその調和も味わうことができるという逸品です。
全国的に人気沸騰中とか。うれしいことですね。

燻製仕立てになっている鴨の味わいと、合わせてくださったイタリアワイン(サンジョベーゼ)がすばらしくよく合います。
このワイン、モザイコとの相性もすばらしかったです。

イカスミの練り込まれた冷製タリオリーニ リゾット
衝撃的だったのはパスタ!
左はイカスミのタリオリーニに平目をイカスミで煮たラグーを載せ、冷製で供したものです。
お皿に描かれているオレンジ色のライン、これはなんとマンゴーのソースです。
詳しくは、ご主人のブログをご覧になってみてください。
こんな取り合わせがあるんだなあ、まだまだビックリするような美味が世の中にはたくさんあるんだろうなあ……なんて、
いろんなことを考えてしまいましたよ。これに合わせるワインがまた心憎かった!!
マンゴーをはじめトロピカルフルーツの香りがする南アフリカのシュナンブランを合わせてくださったのですが、
これも絶品でした。やっぱり、ある程度の人数で食事をすると、いろいろなワインが飲めて楽しいですね。

右はズワイガニのリゾット。
他のカニと違って、ズワイガニのダシはとても典雅な風味だとおもうのですが、
それがリゾットの中に生きて調和している、そんな一品でした。

くやしいことに、ワインのエチケットの写真と魚料理の時鮭の写真がありません。
きめの細かい時鮭をふわっとした食感に仕上げた料理だったんですが、
時期の美味しいものをいただく幸せを十分に噛みしめることができました。

牛ヒレのビステッカ
さて、肉料理のメインはビステッカです。
しょうゆやゴマといった和風食材を用いて、2種類の味で楽しませてくれます。
シメの赤ワインはバルバレスコ。がっしりした感じですが、まさに食事を楽しむための赤ワインでした。
ここまで食べ進んできても、満腹で苦しい!!とはなりません。
むしろ、「もう少し食べられそう」という感じさえするような仕上がり感でした。
もちろん物理的にはもうおなかに入らないんですけどね(苦笑)
これだけの品数で、なおかつ変化にあふれるお料理をいただくと、
食いしん坊は「次は何を食べさせてもらえるんだろう♪♪♪」と考えてしまいます。
次に行くのが本当に楽しみ。

次回は、アラカルトで「クレーム“エキュレ”」を追加して味わえたらうれしいなあ(^o^)

ANTICA OSTERIA DEL’ALBA (イタリアン / 深堀町、競馬場前(函館)、駒場車庫前)
★★★★★ 5.0


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Author:NANAPOO
かの有名なブリア=サバランの言葉
「君がふだん食べているものを教えてみたまえ。それで君がどんな人か、当ててみせよう。」
「新しい星を発見するよりも新しい料理を発見するほうが人間を幸せにするものだ。」

以上を胸に抱きつつ、すばらしい料理で魅了してくれる巨匠たちとの出会い、そのお料理の数々をつづっていきたいと思います。



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