心に通ずる道は胃を通る!
標題は、開高健の言葉より拝借しました。 食べている私を声なく圧倒するようなすばらしい料理の数々を、どこまで書きとどめることができるのか。チャレンジしてみたいと思います。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

平飼いの地鶏
このブログに初めて記録する日記に登場するお店は、ここをおいて他にはありません。

新寿し
新寿しの冬

マスコミ露出度はきわめて低いものの、そのクオリティは折り紙付きのお店です。「え、お寿司屋さんで地鶏料理??」と思いますよね。ご心配なく! 看板に「新味料理」とありますが、こちらは大将が寿し職人で、息子さんが和食の職人なのです。だから、すばらしいお料理とお寿司を二つながら同時に味わえる本当に得難いお店だということが、お分かりいただけるでしょう。
私は、週1回ペースで通い詰めております(笑)

さあ、どんなお料理だったか、書き留めておくことにいたしましょう。
ささみのたたき

生ビールでのどを湿しながらしばし待っていると、一皿目がやってきました。地鶏のささみをさっとあぶってタタキにし、函館近郊の北斗市(旧大野町)産の辛味大根と一緒に、割りポン酢で頂きます。

この割りポン酢、普通は鰹と昆布で取ったダシで割るのですが、今回はなんと鶏ガラのダシで割ってあるという念の入りよう。このダシがタダモノじゃありません。力強く地面を蹴って走っていた地鶏の健康さが目に浮かんでくるような、いい香りのダシです。この後に出てくる「水炊き」に向け、イメージをふくらませておいてもらおうという心憎い演出とお見受けいたしました!


塩焼き

地鶏の肉の旨みとは、いかほどのものなのか……。
それをダイレクトに伝えてくれる一品が出てきました。

何といっても、塩焼きは外せない。
そして、この肉質・旨みをどうお伝えしたらよいものか……。
弾力に富み、かみしめる喜びを痛感させてくれるもも肉。
噛む毎に、普通の鶏肉にはない滋味が広がります。
いつもはコリコリとかみ砕けるナンコツが、これには全く歯が立たない。
こういうことによって鶏の健康さを知るということもあるのですねぇ。


豆乳しゃぶしゃぶ

豆腐屋さんに特注した濃厚な豆乳を、さきの鶏ガラのダシで割って塩味を付け、フグ用のネギを巻いた胸肉をさっとくぐらして食べさせる「豆乳しゃぶしゃぶ」です。
鍋の中に張られた豆乳は、和風のポタージュと表現すれば分かりやすいかもしれません。

味のアクセントになっているのは、自家製柚子胡椒。
冷えた体が一気に温まり、食欲のレベルケージは上がりっぱなしです(笑)


柳川仕立て

普通、胸肉っていうのは敬遠される部位です。
たっぷりと汁気を含ませてやらないと、パサパサしていて食べられたもんじゃない。しかし!この地鶏はさにあらず。逆に、しっかりとした肉のきめ細かい線維が舌に感じられます。そして、グニャグニャしたりせずに、シャッキリしているのです。

香りはといえば、このように柳川仕立てにしてもゴボウの香りに負けることなどありません。ゴボウは、臭い消しではなくて、ダシ・食感・香り付けの香味野菜として働くということを、まざまざと感じさせられた一品でした!!


水炊きのスープ

ご覧ください、この金色のスープを!!
塩焼きを食べたときにも思ったんですが、脂の質がちがうんですねえ。鶏肉は血中脂質に悪さをするなんていう風説を吹き飛ばすような、軽い味わいの脂。それが鍋に浮かんで、金色に輝いているんです。

水炊きの具材

「今日は、味見程度でも仕方ないか」などと考えてしまった自分が、本当に恨めしい。もっともっと、この水炊きのお肉を頂きたかったです。

最後のシメは、ラーメン。美味しい藻塩、割りポン酢、柚子胡椒で自分なりに味を調えるのが何とも言えず楽しかった!


恵方巻弁当

実は、こちらも今日の主役なんです。
そう、今日は節分。海苔業界・コンビニエンスストアチェーンの仕掛けであるところの「恵方巻きを食べる日」です(笑)

新寿しさんでは、この「恵方巻き弁当」を、何と\1,050で提供していらっしゃいます。お正月のおせち、桃の節句の雛懐石に挟まれた節分は、サービスしようではないかという心意気です。
太巻きでは、食べるのに苦痛がともなうだろうという配慮から、ご飯と具材のバランスを整えてあります。何でも、太くすればするほど椎茸やかんぴょうの塩気が勝つようになるので、ちょうどいい塩梅になるようにしたとのこと。
今回は、本当に海苔巻きの一気食いを敢行してみましたが、苦しいだけでした(苦笑) 確かに願い事はたくさん祈ることができました。でも、そんなに欲張るものとは違うんじゃないかという想念が打ち消すように浮かんできて、願いを唱えるどころじゃありません。とりあえず、
「健康で美味しい物をたくさん食べられますように!」
という願い事だけは、しっかりと唱えつつ食べました(笑)

お料理は、カボチャに鶏そぼろを射込んだもの、鶏の八幡巻き、特製厚焼き玉子、しんじょう揚げ、黒豆、アンズ、ショウガです。


ゴッコの寒干し

お腹はくちくなってきましたが、もう少し飲みたかった飲み助の私。
おつまみに出してくださったのは、ゴッコ(ホテイウオ)の寒干しをあぶったものでした。寒いからこそ美味しくなる……この時ばかりは、寒い北海道の冬バンザイ!なんぞと思うんだから、人間って現金なものです(笑) これを食べると、真冬なんだということを実感します。外は、この冬一番の寒気で、零下10度以下にまで下がっていそうな雰囲気。でも、美味しい物を頂いた私はホクホクでした(^o^)


ほうじ茶のアイスクリーム

シメのデザートは、香ばしいほうじ茶のアイスクリームです。
今日も大満足♪
スポンサーサイト

テーマ:ご飯日記(写真つき) - ジャンル:日記

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://nanapoo.blog49.fc2.com/tb.php/1-0add798d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

NANAPOO

Author:NANAPOO
かの有名なブリア=サバランの言葉
「君がふだん食べているものを教えてみたまえ。それで君がどんな人か、当ててみせよう。」
「新しい星を発見するよりも新しい料理を発見するほうが人間を幸せにするものだ。」

以上を胸に抱きつつ、すばらしい料理で魅了してくれる巨匠たちとの出会い、そのお料理の数々をつづっていきたいと思います。



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



FC2カウンター



ブログ内検索



RSSフィード





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。